名古屋市東区の賃貸vs購入、どっちが得?10年後のシミュレーション
「10年後、自分は“家賃を払い続けた人”か“資産を持っている人”か」
名古屋市東区で住まいを検討されている方の中には、
「今は賃貸で十分」
「でも、このままずっと家賃を払い続けていいのか?」
といった迷いを感じている方も多いのではないでしょうか。
特に、2LDK〜3LDKといったファミリー向けの賃貸物件では、
👉 月14〜18万円前後
の家賃が一般的であり、年間で見ると約170万円以上の支出となります。
一見すると“生活費の一部”として受け入れやすい金額ですが、これを10年間積み重ねた場合、「総額でいくらになるのか?」という視点で考えたことがある方は、意外と少ないかもしれません。
名古屋市東区の賃貸相場(2026年時点)
現在、名古屋市東区における賃貸物件の家賃相場は以下の通りです。
| 間取り | 家賃相場(月額) |
| 1LDK | 約9.5万〜10.5万円 |
| 2LDK | 約14万〜15万円 |
| 3LDK | 約17万〜18万円 |

在宅ワークの普及に伴い、「仕事用スペース」を確保する必要があることから、2LDK以上を選択するケースが増えています。
そのため、実際に住み替えを検討される方の多くは、
👉 月15万円前後
の賃貸物件を想定しているのが現状です。
賃貸に10年間住み続けた場合の総支出
では、月15万円の賃貸物件に10年間住み続けた場合をシミュレーションしてみましょう。
15万円 × 12ヶ月 × 10年 =
👉 1800万円
さらに、
- 更新料(2年ごとに家賃1ヶ月分)
- 火災保険料
- 引越し費用
- 保証会社の更新料
などを含めると、実際の支出は2000万円近くに達する可能性があります。

重要なのは、この2000万円がすべて**“消費”**として扱われるという点です。
つまり、10年間住み続けたとしても、
👉 手元に残る資産は0円
となります。
購入した場合のシミュレーション(東区の中古戸建て)
次に、「購入」した場合を見てみましょう。
今回は、名古屋市東区内で4500万円の中古戸建てを購入したケースを想定します。
■ 前提条件
| 項目 | 条件 |
| 物件価格 | 4500万円 |
| 頭金 | 500万円 |
| 借入額 | 4000万円 |
| 金利 | 0.8%(変動) |
| 返済期間 | 35年 |
この条件で住宅ローンを組んだ場合、毎月の返済額は、
👉 約11万円前後
となります。
住宅ローン返済額(10年間)
11万円 × 12ヶ月 × 10年 =
👉 1320万円
ここだけを見ると、「賃貸よりかなり安い」と感じられるかもしれません。
しかし、持ち家には以下のような維持費が発生します。
■ 年間維持費(目安)
- 固定資産税:約15万円
- 火災保険:約5万円
- 修繕費積立:約5万円
👉 年間:約25万円
25万円 × 10年 =
👉 250万円
つまり、
👉 総支出:1570万円
この時点で、
- 賃貸:約2000万円
- 購入:約1570万円
と、430万円の差が生まれています。
「購入=支出」ではない理由
ここまでの比較では、“支出額”だけを見ると購入の方が有利に見えます。
しかし、本当に重要なのは、
👉 10年後に“何が残るのか”
という点です。
住宅ローンは、返済を続けることで元本が減少していきます。
10年間の返済を終えた時点では、借入額4000万円のうち、およそ1000万円前後が返済済みとなり、ローン残債は約3000万円程度まで減少します。
10年後に売却した場合、いくら手元に残るのか?
購入した場合の最大のポイントは、「住んだ後の資産価値」です。
仮に、名古屋市東区で4500万円の戸建てを購入し、10年間住んだ後に売却したケースを考えてみましょう。
先ほどの前提条件では、10年間で約1000万円分の元本を返済しているため、
👉 住宅ローン残債:約3000万円前後
まで減少しています。
ここで、東区の中古戸建て市場を踏まえ、
👉 売却価格:3500万円
で売却できたと仮定した場合、
3500万円 − 残債3000万円 =
👉 手元に約500万円が残る可能性があります。
つまり、
| 項目 | 賃貸 | 購入 |
| 10年間の総支出 | 2000万円支出 | 1570万円支出 |
| 10年後の手元資産 | 0円 | 500万円 |
となり、
👉 実質差額:約930万円
という結果になります。

もし住宅ローンの金利が上がったら?
「変動金利が上がったら損をするのでは?」
という不安を持たれる方も多いですが、仮に金利が1.5%まで上昇した場合でも、毎月の返済額は約13万円前後に増加する程度です。
13万円 × 12ヶ月 × 10年 =
👉 1560万円
これに維持費250万円を加えても、
👉 総支出:約1810万円
となり、
- 賃貸:約2000万円
- 購入(金利上昇):約1810万円
と、依然として購入の方が支出は抑えられる可能性があります。
東区の「価格下落リスク」は?
住宅購入を検討する際に気になるのが、「将来の値下がりリスク」です。
しかし、名古屋市東区は、
- 中区・千種区への近接性
- 学区人気の高さ
- 商業施設の集積
- 都心アクセスの良さ
といった要素から、名古屋市内でも比較的資産価値が維持されやすいエリアとされています。
実際、過去10年間においても、東区内の土地価格は大幅な下落を経験しておらず、緩やかな上昇または横ばいで推移してきました。
賃貸を選んだ場合の“機会損失”
ここで見落とされがちなのが、
👉 「資産を持たないことによる機会損失」
です。
仮に、購入した場合に得られるはずだった500万円の資産が手元に残らないとすれば、それは将来的な住み替えや教育資金などに充てられる機会を失っているとも考えられます。
また、住宅ローン完済後には住居費の負担が大幅に軽減される一方で、賃貸では家賃の支払いが継続します。

ただし、購入が不利になるケースもある
もちろん、全ての方に購入が向いているわけではありません。
例えば、
- 転勤の可能性が高い
- 将来的に住み替えを予定している
- 収入の変動リスクがある
- 5年以内の売却を想定している
といった場合には、賃貸の柔軟性がメリットとなるケースもあります。
特に、購入から短期間で売却する場合には、仲介手数料や登記費用などの諸費用により、損失が発生する可能性もあります。
結論|10年以上住むなら購入が有利な可能性も
名古屋市東区のように、資産価値が比較的安定しているエリアでは、
👉 10年以上の居住を前提とした場合
購入の方が経済的なメリットを得られる可能性があります。
ただし、物件条件や市場動向によって結果は大きく変わるため、購入前には現在の資産価値や売却相場を把握しておくことが重要です。

名古屋市東区での住まい選びをご検討中の方は、事前に市場価格や将来的な売却可能性を確認することで、リスクを抑えることができます。
詳しくは、以下のページをご確認ください。

