壁紙クロス張替えリフォーム事業で粗利20%改善|値上げしても受注が減らない理由

クロス張替えの仕事をしていると、こんな悩みを感じることはありませんか?
「単価が安すぎる」
「忙しいのに利益が残らない」
「値上げしたいけど仕事が減りそう」
「元請けに価格を決められている」
実はこれ、多くのクロス業者が抱えている共通の問題です。
しかし実際には、クロス工事は
単価を少し見直すだけで粗利を20%以上改善できる
ことも珍しくありません。
この記事では
- クロス張替えで利益が残らない理由
- 値上げしても受注が減らない理由
- 粗利を改善する単価設定の考え方
を解説します。
読み終わる頃には
「明日から何を変えればいいか」
が見えているはずです。
クロス張替えは利益が出にくい仕事?
クロス工事は
- 材料費が安い
- 作業が比較的早い
- 需要が多い
という特徴があります。
そのため「仕事は多い」業種です。
しかし現場では
- 単価が安い
- 価格競争
- 下請け構造
によって利益が出にくいビジネスになっていることも多いです。
例えばクロス張替え800円/㎡という単価。
一見すると普通に見えますが、材料費300円とすると残りは500円です。
そこから
- 人件費
- 移動費
- 管理費
を引くと利益はかなり小さくなります。
粗利を改善する一番簡単な方法

クロス業者が粗利を改善する方法はシンプルです。
それは単価を上げることです。
例えば現在の単価900円/㎡を1,100円/㎡にするだけで
粗利は20%以上改善します。
| 項目 | 単価900円/㎡ | 単価1,100円/㎡ |
|---|---|---|
| 50㎡施工 | 45,000円 | 55,000円 |
| 差額 | +10,000円 | |
| 月10件の場合 | +100,000円の売上差 | |
このように単価を少し変えるだけで大きな差が生まれます。
値上げしても受注が減らない理由
ここで多くの人が思うのが
「値上げしたら仕事が減るのでは?」
ということです。
しかし実際には値上げしても受注が減らないケースは多いです。
理由は3つあります。

①価格だけで業者を選んでいない
発注側は
- 施工品質
- 対応スピード
- 信頼
なども見ています。
特に管理会社や不動産会社はトラブルが少ない業者を選びます。
つまり多少高くても安心できる業者が選ばれるのです。
②安すぎる業者は逆に不安
実は安すぎる業者は敬遠されることもあります。
理由は
- 手抜き工事
- クレーム
- 仕上がり
などのリスクです。
そのため適正価格の業者の方が信頼されることもあります。
③値上げは市場全体で起きている
最近は
- 材料費上昇
- 人件費上昇
によりリフォーム業界全体で価格が上がっています。
つまり値上げは自然な流れでもあります。
値上げしても受注が減らない3つの理由
- 価格だけで業者を選んでいない
- 安すぎる業者は逆に不安
- 値上げは市場全体で起きている
単価を上げる3つのコツ
値上げするときは、ただ単価を上げるだけではなく見せ方が重要です。
①見積もりを細分化する

例えばクロス工事を一式ではなく
- クロス張替え
- 下地処理
- 養生
- 廃材処分
などに分けます。
これだけで値下げ交渉が減ります。
理由はどこを削ればいいか分からなくなるからです。
一式見積もりだと「もう少し安くならない?」と言われやすいですが
細分化すると具体的な値引き交渉がしにくくなります。
②提案型見積もりにする
例えば
- クロス張替え
- ソフト巾木交換
- リペア
などを提案します。
すると客単価が上がります。
③施工写真を送る
施工前後の写真を送るだけで信頼度が格段に上がります。
特に管理会社や不動産会社はオーナーへの報告に写真が必要なことが多いです。
つまり写真を送る=相手の手間を減らすことになります。
この小さな気遣いが紹介につながります。
クロス業者はまだまだチャンスがある
クロス工事の需要は今後も増えると言われています。
理由は
- 空き家増加
- リフォーム需要
- 賃貸原状回復
です。
つまり市場は拡大しています。
重要なのはその市場の中で安売りしないことです。
まとめ
クロス張替えで粗利を改善するには
- 単価を見直す
- 見積もりを工夫する
- 提案を増やす
この3つが重要です。
単価を少し改善するだけで粗利は20%以上改善することもあります。
もし
- クロス工事の利益を増やしたい
- 元請けで仕事を取りたい
- クロス事業を成長させたい
と考えているなら、こちらも参考にしてみてください。


